「浮気かも?」そんな疑念が頭をよぎったら、どう行動すべきでしょうか。パートナーの浮気を疑った時、自分で調査する方法はあるのでしょうか。
この記事では、自分でできる浮気調査の手法を紹介します。記事を読むことで、浮気調査の方法や注意点、トラブル発生時の対処法が理解でき、調査を始められます。
自分で調査とかできるのかな。
自分でできる浮気調査の方法
自分でできる浮気調査の方法は以下のとおりです。
- スマートフォンやパソコンを確認する
- クレジットカードや銀行の取引履歴を確認する
- 電子メールやSNSを確認する
- 交通機関の利用履歴を確認する
- 尾行をする
- GPS追跡機能を利用する
- 監視カメラやICレコーダーを利用する
自分でやる浮気調査は、グレーゾーンがたくさん潜んでいます。踏み込んではいけないゾーンを超えないようにしましょうね。
スマートフォンやパソコンを確認する
スマートフォンやパソコンの確認は、浮気調査として有力です。パートナーがどのようなコミュニケーションを取っているのかや、どのような情報を見ているのかがわかるからです。
チェックするポイントを7つ紹介します。
- スマートフォンの通話履歴やメッセージを確認
- ソーシャルメディアやメッセージアプリを確認
- 写真やビデオアルバムを見て怪しい内容がないか確認
- ブラウザの検索履歴や閲覧データ
- 隠しフォルダやアプリの確認
- パソコンでのメールのやり取りの確認
- クラウドサービスや外部デバイスへのアクセス履歴
上記を確認し、肉体関係があったと推測される内容があれば浮気の証拠として使えます。着信履歴や一般的な内容のやりとりでは浮気の証拠にはなりにくいです。
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クレジットカードや銀行の取引履歴を確認する
クレジットカードや銀行の取引履歴を確認すれば、怪しいお金の動きが確認できます。高額な支払いや見慣れない場所での支払いは、浮気相手へのプレゼントやホテル代の可能性があります。
共有の銀行口座を持っているなら、こまめにチェックしてください。パートナーの支出パターンや普段のお金の動きがわかります。定期的な確認により取引履歴からパートナーの居場所や活動範囲が特定できます。
疑わしい取引履歴を見つけた際は、パートナーに確認しましょう。
電子メールやSNSを確認する
電子メールやSNSの確認は、パートナーの浮気の証拠を見つけやすいです。電子メールやSNSは多くの人がコミュニケーションに利用しているため、浮気相手とのやりとりも履歴に残っている可能性があるからです。
具体的な方法は以下のとおりです。
- 電子メールアカウントにアクセスし、送受信されたメールを確認する
- 不自然なメールのやり取りや頻繁な連絡がある相手を特定する
- パートナーのSNSアカウントをチェックし、公開されている投稿や写真を確認する
- SNSの友達リストやフォロワーを調べ、怪しい人物がいないかチェックする
- ダイレクトメッセージやプライベートなメッセージのやり取りを確認する
- SNSアプリケーションの通知やポップアップを注視する
- 保存されているスクリーンショットやダウンロードされた画像を調べる
- パスワード管理アプリに保存されたアカウント情報を確認する
情報を注意深く確認すれば、浮気の痕跡に気付けます。
» LINEで浮気の証拠を見つける方法
交通機関の利用履歴を確認する
パートナーが電車やバスなどの交通機関を利用しているなら、履歴を調べるのがおすすめです。交通機関の利用履歴からは、日常の移動パターンと異なる動きをした日時と場所がわかるからです。利用履歴をチェックする方法を紹介します。
- 交通系ICカードの利用履歴をオンラインで確認する
- クレジットカードの明細で電車やバスの支払いを検索する
- 配偶者の使用する交通アプリの履歴を確認する
- タクシーの領収書やレシートを探す
- 車両通行記録(ETCの利用詳細)を調べる
普段使用している交通機関を避け、タクシーや自家用車を使っている可能性があります。領収書やETCの利用履歴も確認してください。交通機関の利用履歴をチェックすれば、浮気現場の特定に役立ちます。
尾行をする
尾行はパートナーに気づかれずに行動を監視しなければいけません。行動パターンを把握し、証拠を見つけるのが目的です。尾行方法を尾行前と尾行中に分けて紹介します。
尾行前 | 行動パターンを調べ計画を立てる 目立たない服装や変装を準備する |
尾行中 | 距離を保ちながら観察し、気づかれない行動をする 公共の場では周囲からストーカーと間違われないようにする 写真や動画は法的に問題のない範囲で撮影する 根気よく相手を追い続ける |
尾行には法的リスクがあります。法律を遵守し、問題が生じないよう注意が必要です。困難や危険がともなう場合は、専門の探偵への依頼を検討しましょう。
» 探偵はどこまで調べられる?
GPS追跡機能を利用する
交通機関の利用履歴のチェックや尾行が難しい人は、GPS追跡機能を利用しましょう。GPS追跡機能を利用すれば、リアルタイムの位置情報と移動履歴が得られます。
事前準備で必要なのは、追跡デバイスの購入またはスマートフォンへの専用アプリのダウンロードです。怪しい場所への頻繁な訪問や普段と異なる行動パターンが見られた場合、浮気の兆候である可能性が高いです。得られたGPSデータは、証拠として利用するために保存します。
追跡デバイスであればパソコンやクラウド上に保存でき、アプリは有料版を使えば30日間程度履歴の保存ができます。浮気現場を特定したい人はGPS追跡機能を利用しましょう。
» GPSを使った浮気調査の方法
監視カメラやICレコーダーを利用する
自分で行う浮気調査には、監視カメラやICレコーダーの活用が有効です。パートナーの行動や会話を記録し、浮気の証拠を集められます。監視カメラは自宅や車内で浮気をしているケースの調査に適しています。
自宅であれば法律上問題ありませんし、共有財産である車に設置しても大丈夫です。設置する監視カメラには以下の機能があると便利です。
- バッテリー容量が大きい
- 動体検知ができる
- 赤外線ライトがついている
- スマートフォンで操作・確認できる
- 小型で隠しやすい
ICレコーダーも監視カメラ同様、自宅や共有の車内であれば設置しても問題ありません。決定的な証拠が手に入った場合は、バックアップを取り、厳重に保管しておきましょう。
» 浮気調査に効果的なボイスレコーダーの隠し方
自分で浮気調査を行う場合の注意点
自分で浮気調査を行う際の注意点は以下の2つです。
- 法的トラブルに発展する可能性がある
- 精神的な負担がかかる
法的トラブルに発展する可能性がある
浮気調査を自分でする場合、法的トラブルに発展する可能性があります。調査方法には下表のリスクを含んでいます。
調査方法 | 法的トラブルのリスク |
盗聴・盗撮 | プライバシーの侵害 |
尾行 | ストカー規制法違反 |
スマートフォン・パソコンのチェック | プライバシーの侵害 |
GPS追跡器の設置 | 器物損壊・不法侵入 |
銀行口座情報の取得 | 銀行法違反 |
GPSアプリのダウンロード | 不正アクセス禁止法違反 |
証拠を不正に取得した場合、裁判で提出しても認められないケースがあります。浮気相手の個人情報を不当に取得・使用した場合は、個人情報保護法違反になる可能性もあります。
法律に反する行為は、法的な問題を引き起こす可能性があるため、慎重に行動してください。自分で浮気調査をする際は、事前に法律や規制に関して調べておきましょう。
» プライバシー侵害に関する法律と対策法
精神的な負担がかかる
自分で行う浮気調査は、精神的な負担が大きいです。理由は以下の3つです。
- 感情的なストレスが増大し、日常生活に大きな影響を及ぼす
- パートナーが裏切っているかもしれないという疑念を持ち続け心に傷を残す
- 不確かな証拠を見つけたときの不安や疑念が晴れず精神的な圧迫感を引き起こす
浮気調査が原因で、うつ病やストレスによる不眠で体調を壊す可能性もあります。メンタルケアを行い精神的な病気の予防や体調不良に気を付けましょう。
精神的に耐えられるかな…。
浮気調査中のトラブルへの対応策
浮気調査を自分で行うと、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。トラブルに直面しても困らないように、ケース別の対応策を紹介します。
- 調査がバレたとき
- 法的トラブルに巻き込まれたとき
調査がバレたとき
調査がバレた場合は、速やかに反省と謝罪を行い信頼関係の修復に努めてください。パートナーからの信頼を取り戻すためには、心からの謝罪とプライバシー尊重の約束が必須です。
具体的な対応方法は以下のとおりです。
- カップルカウンセリングや夫婦療法の利用を検討する
- パートナーのプライバシーに対する理解を深め、今後は尊重することを約束する
- トラブルを避けるために法的相談を検討する
パートナーとの関係を円滑にし、将来的な問題を未然に防ぎましょう。
法的トラブルに巻き込まれたとき
法的トラブルに巻き込まれた際は、適切な対応が必要です。弁護士に相談してください。専門家に相談すれば、以下の点についてアドバイスを受けられます。
- 証拠の収集方法が法律に違反しているかどうか
- 法的な手続き方法について
話し合いや和解が可能であれば、仲介者を任せられそうな人を探しましょう。浮気に関する話し合いは、当事者同士が感情的になりがちなので仲介者がいるとスムーズです。
調査結果の利用方法は法律の範囲内で使用し、法的トラブルが生じないようにします。万が一巻き込まれた際は、弁護士に相談し対処しましょう。
まとめ
自分でできる浮気調査には、以下の方法があります。
調査方法 | 効果 |
スマートフォンやパソコンの確認 電子メールやSNSの確認 | 怪しいやり取りや浮気相手の特定 |
銀行口座の確認 | 不自然な出費や浮気場所の特定 |
交通機関の利用履歴の確認 | 浮気行為の日時や浮気場所の特定 |
尾行 | 浮気相手や浮気現場の特定 |
GPS追跡機能の利用 | リアルタイムでの監視 |
監視カメラやICレコーダー | 証拠映像や音声の入手 |
自分で行う浮気調査は、プライバシーの侵害にあたる可能性があり、法的な問題を起こさないよう注意が必要です。精神的ストレスや、調査がバレた際の対策も準備してください。
自分で浮気調査するのも大変そうだな。リスクをお金で買うのもありかな。
法的問題に直面した場合には、弁護士へ依頼するのがおすすめです。リスクを負いたくないのであれば、浮気調査の専門家へ依頼することを検討しましょう。
» 探偵を雇うお金がないときの対処法!
最後までお読みいただきありがとうございました。